ズーミー

タガルバ島の熱帯雨林に住むトカゲやヤモリのようなラヒ。
まるで双眼鏡のような目を持っている。
視力が非常に良く、ズームも自由自在。

多くの爬虫類に見られる爪は退化し、粘着性の指になった。
これを使って岩などを這い回る事が可能。
基本的には四つん這いで歩くが、威嚇時などには二本足で歩く。

皮膚が割と柔らかい種類である。

たった一つの武器は口からの火炎放射。

胸部のガラス質で覆われた空洞に燃料を溜め込んでおり、
燃焼した力で活動している。

そのため食べ物は燃料であり、燃えるものなら何でも丸呑みにする。
しかし生物は食べない傾向にあるようだ。

火を使うラヒはタガルバ島ではあまり多くないため、村人から重宝されている。
火を吐く時には背中の4つの換気口から空気を吸い込み、
ゲップのようにガスを吐いた後に火炎を放射する。
体内の燃料を大幅に消費するので、しょっちゅうは使わない。

なおこの時、生物にとって有毒な煙が生じるが、
体外には出ずに彼らの糧になる。

通常は温厚な個体が多いが、新世代が生まれるシーズンになると一族そろって気が荒くなる。

目は非常に機械的な仕組みで、
とても最初から付いているとは思えないほど。

この構造を研究して新たな発明をする村人もいる。

生まれつき角の生えている個体は、
雌雄問わず群れのリーダーになることが出来る。

リーダー争いを一切しないように進化したため、仲間割れはほとんど無い。

イロモノとも正統派ともつかないラヒですねw
作者的にはカワイく仕上がったかなと(黙
でもホント、なかなか面白い顔になったと思います

最初はこの頭でカエルにする予定でしたが、次第に細くなってミスった(殴
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