クラウル

タガルバ島の雪山を中心に生息している、虫に近いラヒ。
別名「ユキモグリ」「スノークローラー」。

非常に獰猛な生物であり、かつ這うスピードが速い。
長く鋭い爪を持ち、雪や土の中を猛スピードで掘って潜るのに役立っている。
外骨格は深海の甲殻類に匹敵する強度を持ち、雪の圧力でも潰れる事は無い。

足が短いので、一見役に立つ武器は無いように思える。
だがその頭部による打突の威力は計り知れず、
突進している際には、全身の突起にかするだけでも大怪我するので注意が必要。

体の白い部分に比べ、青い部分の方が若干脆いためそれが弱点と言える。
脱皮したての頃は全身が青い。

オスの個体は毎年大規模な仲間割れを起こし、リーダーになるため争う。
角が折れた時点でリーダーになる権利が消えるが、それでも加減を知らず殺しあうので
オスの個体は非常に少ない。

視力はそれほど良くないのではないかと言われている。

彼らが畑の上でも下でも通れば、その度に甚大な被害を及ぼすため、
村人からは嫌われている。

ただし脱皮殻は珍味として有名で緊急保存食にもなっている。

群で生活すること以外は全く正反対の2種。
生き残るのはどちらか…!?

のんびり系の顔のズーミーと対比する為、凶暴なイメージで作ったラヒです。
ヴィソラック甲羅をそのまんま使ってますが、それなりになじんでるんじゃないかな(黙
もともとはもっと足を増やしてムカデラヒを作る予定でした
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